大学受験

大学受験、出願書類の証明写真にメガネは必要?メガネ着用の場合の注意点も

証明写真の要件を確認

大学受験の出願で一番大切なことは、納得の出願をすることです。

証明写真もその一つ。

一般に証明写真の撮影では、メガネを外すことが多いですが、

大学受験、出願書類の証明写真では

メガネ着用の撮影が無難

と言えます。

この記事では、大学受験出願書類の証明写真にメガネが必要なのか、
そのほかに注意する点は何かについて、2021年度大学受験生をサポートした親と、もと写真店店員としての実体験をもとにまとめました。

出願書類や証明写真に必要な要件は、各私大によっても異なりますし、国公立でも共通テストと推薦入試で異なるケースがあります。

注意すべきポイントを押さえて、確実に準備を進めましょう。

大学受験出願書類の証明写真にメガネは必要なのか?

メガネは必要なのか

最終的には、志望校の入試募集要項の詳細確認が必要です。
ここでは、どんなケースがあるのかを紹介していきます。

1.メガネが必要と明記されている場合

2021年度の共通テストは受験時にメガネを使う人は、メガネありの証明写真が必要とされていました。

私大各校でも、同じようにメガネありの写真が必要とされている場合がありますので、必ず確認しましょう。

2.メガネが必要と書かれていない場合の注意点

また、特に「メガネありの写真が必要」と書かれていない大学で、

メガネなしの写真で出願の場合には

当日受け付け時に、メガネをかけた本人と写真を照合します。

と書かれているケースもあります。
必ず確認しましょう。

こんな場合もあるので要注意!!

出願書類説明のページには、メガネのことについて書かれていないが、「よくある質問」コーナーに、メガネについての記載がある場合があった!!

例: 

「よくある質問」

受験時にメガネを使用する場合は、メガネ着用の証明写真で出願を。
または、メガネをかけていない写真で出願した場合には、
当日受け付け時にメガネをかけた本人と写真を照合する必要があります。

・・・という内容が、「よくある質問」にだけに書かれていたケースです。

私ははじめは気づきませんでした。

出願書類の説明ページには、証明写真のメガネについて何も記載がありませんでした。

(受験生本人も気づいていなかった)

メガネのことが「よくある質問」にしか載っていなかった!

「よくある質問」も必ず確認しましょう。

はじめからメガネありの写真で出願したほうが、当日朝の受付で落ち着いて過ごせるように思います。

メガネなしの写真で出願していたら、当日受付で、すぐにメガネをかけられるように
用意しておいたほうがよいですね!

いずれにしても、入試要項の「よくある質問」を含めて、すみずみまで確認しておくことが重要です。

メガネ着用の証明写真で気をつけるべきこと

プロの撮影も検討

そういうわけで、メガネ着用の証明写真を用意するケースが多いかと思います。
その場合の注意点を挙げていきます。

1.メガネの反射

実際に、メガネ着用の証明写真を写真やさんで撮影してもらいました。

撮ってもらった3枚の中から選ぶときに、説明を受けました。
「これはレンズに反射が多く写っているんですよ」

そうなんです、メガネ着用の写真撮影は反射への対応が難しいんですね!
プロのカメラマンでも、撮りながら調整していくようでした。

レンズに対する反射部分の割合がこれくらいなら許容範囲、
これ以上はNGということをプロの写真屋さんは把握していらっしゃるんですね。

反射部分が多い写真は、「出願書類として認められない」ケースとして、
入試要項に明記されている大学もありました。

ですので、メガネ着用での証明写真撮影は、プロの写真屋さんにお願いすることを
おすすめします。
これは、実体験としてそう思いました。

2.メガネレンズの色

色付きレンズは、「出願書類として認められない」ケースとして、
明記している大学があります。

特に、ブルーライトカットのために色が入ったレンズ。
これもNGというケースもありますので、しっかり確認しましょう。

大学受験出願用の証明写真、そのほかの注意点

制服NGの大学もある

1.制服か私服か

私服NGの大学はないようですが、制服NGまたは、私服推奨、私服が適当とする大学があります。

入学後の学生証の写真に出願時の写真を使うか使わないか、ということによるようです。

出願時の写真を入学後の学生証にも使う大学の場合には、入学後4年間はその写真付きの学生証で過ごすということを想定しておきましょう。

また制服NGの出願に備えて、制服の上着・ネクタイ・リボン等を外し、制服の白シャツで撮影するという方法もあります。

出願先の情報がまだわからない時に撮影する場合にはおすすめの方法です。

2.紙かデータか

2021年度大学入試において、共通テストでは紙の写真ですが、
多くの私大は写真データの提出による出願となっていました。

データサイズは出願時に調整できるので指定しないところが多いようですが、
推奨サイズや、これ以上大きいデータは使えません、などと明記している大学もありました。

3.背景グラデーション

無背景ならば色指定なし、という大学が多いようですが、中には、
「グラデーション禁止」の場合もあるかもしれませんので、確認しましょう。

実際には、「少しのグラデーションは可」という記載を見たことがあります。

背景はグラデーションなしの無背景が無難といえます。

4.背景色

背景色の指定をしている大学は、私が調べた中ではなかったのですが、出願前に確認しましょう。

背景色指定がない場合、一般的な証明写真としては、白・青・グレーが多いです。

白シャツで撮影する場合には白以外にしましょう。

水色が選べたら、一番無難と言われています。

グレーは、顔映りが暗くなる場合もあり、難しいとも言われますが、逆に映える人もいるということです。

大学受験出願時の証明写真では、ピンク・黄色などの背景色は避けたほうがよいでしょう。

まとめ

準備万端でのぞみましょう

繰り返します…ざっくり結論を言うと…

大学受験、出願書類の証明写真では、入試要項で要件を確認することが大前提

 

メガネ着用の撮影が無難(指定がない場合)

無背景(グラデーションなしが無難)

背景色は水色が無難(白シャツの場合は白の背景色以外に)

です。

大学受験出願用の写真では、受験時にメガネを使う人はメガネ着用の写真を用意しておくと、多くの大学に対応できそうです。

また、推薦・AO入試の場合に、証明写真で合否が決まることはないでしょうが、面接や選考の際の印象と重なるため、写真店で撮影してもらう方がより納得した出願となるかもしれません。

いずれの場合にも、必ず、志望校の入試要項をしっかり

特に、出願書類についての説明ページと「よくある質問」にも、
写真やメガネについて詳しく載っている場合があるので要チェックです!

数校のサイトを開きながら、詳細を確認していく作業は、結構大変ですが、
準備万端にして、大学受験にのぞみましょう!!

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ナターラ
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